テロリストがダムを占拠した！というお話。
あんまし期待してなかったんだけど、読んでみたら
かなりおもしろかったです。日曜の夜だというのに
ついつい読みふけってしまい、朝の４時に。。（←バカ）

山岳ものだし、ハードボイルド（？）だし、ストーリーは
きれいにまとまってるしで、☆☆☆☆。
真保裕一の本は以前「連鎖」を読んだけど、こちらはまあまあ
という感じだったんですが（ついでに落丁本だったし　＾＾；）、
こりはおもしろい本だ。

なんちゅーか、やっぱりちゃんと取材して、資料を集めて書いてる
って感があっていいですね。だからこそ、あれだけのコクが出るとも言える。
たいした取材もしないうちに書かれた本ってのは
概して薄っぺらでつまんないんよね。
特に漫画に言えることだけど、妄想だけで書いてる作品はちょっとね。。



--V-- 04/06/08.06:45

出来ればダムの構造などを図解してくれるとよかったのですが。
想像力を働かせても素人には構造やら位置関係がよくわからんのですよ。

そういう点、インターネットってのは本当に便利。
図書館にでも行かないとわかんないようなことが検索一発で出てくるんだもんなあ。
http://www5d.biglobe.ne.jp/‾san1014/fujiwaraphoto.htm
http://damsite.m78.com/
http://member.nifty.ne.jp/kudira/
ここらへんを見てから読み返したらもうちょっとわかりやすくなるかも。

この作品は以前映画公開されてますね。織田裕二で。
落胆させられそうな気はしますが、機会があれば見てみるかなと。


ついで、「平成狸合戦ぽんぽこ」を観てみる。
なんていうか、テーマの掘り下げがどの方面にも中途半端で、
結局なにが言いたいのかよくわからん映画でした。
特に琴線に触れるものなし。

04/06/08.06:44 　　　 かわさき

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